親指は最も使い方が多岐にわたる指です。手首の関節から動かすことが出来る唯一の指です。その特徴を活かすためには柔軟に保つことが大切です。
実際上は親指を柔軟に使えることは掌を柔軟に保つことと等しい。あるいは手首の柔軟性まで繋がっているとも言えます。
ただし手首が柔らかければ親指も柔らかいのかといえば、そうではありません。
手首を柔らかくとはもうどんなピアノ弾きでも唱えますが、親指の柔軟性に積極的に言及する人は少ない。
ブラームスの練習曲を見ると、この人が掌、親指の柔軟性を重要視していたことがはっきり判ります。
(ちょっと試しに親指の柔軟性とはどんなことかを動画にしてみました。
アップできるかを知るだけですから、これは間もなく消去します。)