これだけ多くのピアノの先生がいると、最初はどうしても運に左右されるでしょう。


しかし、怖い教師は避けておいて間違いない。初心者には当然だとも言えますね。


上級者にとっても事情は同じです。当たりが厳しい人は往々にして耳は甘い。厳しいのは耳だけでよい。昔、言うことがなかったら怒鳴りつければ良い、とさる有名な先生が言ったようですが、この人は大変素直に?発言したにすぎません。現代でも似たようなものかもしれない。


また、沢山の知識やアドヴァイスがあったとしても、その口調に真剣味が無く、殊に人を見下すような響きがある場合も避けるべきでしょう。


ピアノという特殊な技能を習うのだということが、日常生活で使っている人間の能力を鈍くするのでしょうか。普段そんな人と好んで付き合わないでしょう?