ピアノの演奏で主に使う関節は肩、肘、手首、指ですね。

このうち指の関節は主に第三関節(付け根)が問題になります。それに対する意見はすでに書きました。第一関節が引っ込んではいけない、というのも非常にしばしば聞きますが、私はこんな事は放っておいて良いという風に思っています。

 

この関節が弱いといけないというのは、ここで力をロスするからに他ありません。これは確かにそうです。でもそのロスよりも、身体の全体でのロスは比較にならないほど大きい。

 

また、ピアノを弾き続けていくといつの間にか改善されることも多いです。いずれにしても過大に問題視しては全体を見失いかねません。